インタビューシリーズ【 LDH バトン ~夢~】Vol.22 数原龍友 (GENERATIONS from EXILE)
EXILE、三代目J Soul Brothers、E-Girlsなどが所属するLDH JAPANは、音楽やダンスだけでなく、映画やお芝居、アパレルや飲食など、さまざまなプロジェクトを通じて「Love, Dream, Happiness」のメッセージを届けます。【LDH バトン】では、LDHに所属するアーティストやタレント、アスリートたちに、Dream(夢)について聞いていきます。
今回は、GENERATIONS from EXILEの数原龍友さんです。
「チームを引っ張っていけるプロ野球選手になりたかった」
――子どものころの夢を教えてください。
プロ野球選手になりたかったです。小学校2年生から野球を始めて、読売ジャイアンツのキャッチャーの阿部慎之助さんがすごい好きでした。自分もキャッチャーをやってたので、阿部さんみたいに打ってチームを引っ張っていけるようなプロ野球選手になりたいなっていう憧れは中学生くらいまでありました。
――そのころを振り返ると、自分はどんな子供でしたか?
お調子もので落ち着きがなかったと思います。小学校、中学校の通信簿にも「もう少し落ち着きましょう」ってよく書かれてましたね。教科書とかにすぐパラパラ漫画を作りたがったりずっと落書きばっかりして、本当に話を聞いてなかったと思います。けっこう友達は多かったなと思います。
――アーティストであったり、エンターテインメントで活躍することが夢になったきっかけを教えてください。
親がEXILEをすごく好きだったので、ちっちゃいときから家とか車のなかとかいろんなところでEXILEの曲が流れていたので自然と耳に残っていました。小学校5年生のときに初めて親に連れられてEXILEのライブに行ったときに、この人たちみたいになりたいっていう気持ちは芽生えてたかもしれないです。でも当時は野球をやってて歌手っていうのがあまり具体的じゃなかったので、ああいうのも楽しそうだなくらいだったんですけど、あこがれみたいなのはありました。それでまず『VOCAL BATTLE AUDITION2』に参加しました。
――「歌手になる」という夢を実現するために、何をしてきましたか?
ずっと独学で練習してたんですけど、いろんなCDを聞いてどうやってこの声を出してるんだろうとか、聞いたものに寄せる感じでしたね。モノマネしては携帯で録音して聞いてみてみたいな。知識がなかったのでそういうことしかできなかったです。進学した高校は音楽をやりたかったのですぐにやめてしまいました。1日でも早く歌をうまくなりたかったし知識がほしかったので、朝起きて学校に行ってほとんどわかってない授業に出てって、その時間がすごくもったいないなと思ったんです。バイトをしてEXPG STUDIOに通う学費や交通費みたいなものを自分で稼ぎながら、EXPGに通ってたときにそのオーディションが開催ということだったので。このチャンスを逃したら次はないなっていう覚悟で挑みましたね。
――夢は実現した、と思っていますか?
まだ途中ですね。まだまだ夢はたくさんありますし、やりながら気づくこともあります。歌詞は何曲か書かせていただいたんですけれど、楽器とかもすごいやりがいあるなと思いますし。行く行くは曲を作家の方と一緒に作ったりとかも挑戦してみたいことではあります。
「夢を追いかける感じっていうのは止まらない」
――いまの夢は何ですか?
ドームツアーはデビュー前からみんなで言ってきた夢でした。もちろんそこが終わりじゃないのですけど。またドームのステージに立ったときに気づいて、これやりたいね、あれやりたいねってなると思います。夢を追いかける感じっていうのは止まらないですね。
――その夢を実現するためにしていることはありますか?
しっかりヒット曲を作って、GENERATIONSを見たことはあるとか、聞いたことはあるっていうくらいの人たちにも、ライブに行ってみたいなって思ってもらえるような楽曲を世の中に発信していくことです。いい曲いいパフォーマンスを目指してやることが夢の実現につながっていくと思います。
――夢を叶えたいと頑張っている人たちにメッセージをお願いします。
僕の場合は特別何かを気負ってやってるつもりはないんです。好きなことに対してはみんな自然と熱量を注ぐと思うんです。例えば山を登るのが好きな人だったら前日に準備してとか。それって多分好きなことに対する「準備」だと思いますし、角度を変えればそれは「努力」になるのかもしれないですし。あんまり努力を努力だと思わずに楽しんでやるってことがいいのかなと思います。