オリエンタルなメロディーがアジア人の琴線に刺さる!
Jun. 2. 2008
6月に入りましたが、6月といえば衣替えということで、街のファッションも軽やかになってきた今日このごろですが、ファッションだけでなく音楽シーンも衣替え。日々、新しい音楽がどんどん生まれてますので、今週も最新の注目曲をご紹介します。
今週ご紹介するのは、DJ、ファッションショー、コマーシャル音楽などで引っ張りだこ。話題のサウンド・クリエイター、DE DE MOUSE。これまでインディーズで1枚のアルバムとミニアルバムを発表し、それらの作品がクラブシーンで高い評価を受けてきましたが、このたびメジャーからのリリースとなって、ますます熱い注目を集めています。TOKIO HOT 100のチャートには、DE DE MOUSEのニューアルバム『sunset girls』から「EAST END(KEEPS SINGING)」という曲がエントリーしてきているんですが、これまたオリエンタルな香りが漂う楽曲。アジア人の琴線を刺激するメロディーで、エフェクトをかけたボーカルがディープ・フォレストのように揺らいでおり、心地よい音楽です。アルバム全体に関しても、同様に壮大さ、神秘性みたいなものを感じさせ、どことなく坂本龍一さんを彷彿とさせる作品です。
で、DE DE MOUSE。クラブシーンから現れたようなイメージですが、楽曲はいわゆるハウスやエレクトロなダンスミュージックではなく、美しいメロディーを中心に構成された物語性の高い作品です。その辺りのギャップを探ろうと彼の過去のインタビューを読んでみたら、もともとはSquarepusherやAphex Twinといった、より先鋭的な音楽を指向していたんだとか。しかしそれらとある種の決別を行い、今のような方向性になったんだそうです。もともと、ジブリが大好きで、ユーミンやキリンジをよく聴くというのですから、ストーリーやメロディーに対するこだわりが強いのもうなずけますね。
そんなわけで、今後、要注目のアーティストであることは間違いありません。未聴の方、乞うご期待!