ブラジルのヘタウマ CSS。New Albumの出来はいかほど?
Jun. 23. 2008
巷でCSSというとウエブの世界の「カスケーディング・スタイル・シート」のほうが話題だったりするんですが、音楽界では、ブラジルの女子5人、男子1人のガールズ・ディスコ・パンクバンド、CSSのことを指します。ブラジル・サンパウロのアートスクール出身で、楽器が弾けない女の子たちのバンドとして、一昨年のデビューから世界中で大ヒット。特にヨーロッパのクラヴシーンでもあたって、数々のフェス、ツアーをこなし、その名を世に知らしめました。
以前このコラムでも書きましたが、私も2年前のデビュー直後の来日のときにライブを観ていて、その下手なんだけどムカつかないというか、下手だけど見せ方が上手くて、それこそ味があっていいライブ、というのを体験しました。音楽をグラフィック的にとらえているというか、ロックをモチーフにしたパフォーマンスがいかにもアートスクール出身という感じで、昔のトーキングヘッズやレディオヘッドにも通じるセンスを感じたというわけです。
昨年のサマーソニックでの来日も観にいきましたが、場数を踏んだせいか、残念ながら演奏が上手くなってたんです。そつが無くなっていて(それでもまだ下手なんですけど)、ちょっとがっかり…。かといって嫌いになったわけではなく、相変わらずお気に入りのバンドなんですけど、そんな彼女たちに不幸が訪れました。それはマネジャーによるギャラ未払い。身内の裏切りに、さぞかし本人たちはショックだったに違いありませんが、メンバー一丸となってマネジャーを追い出し、めげずに頑張っているそうです。
そしてニューアルバムが7月にリリースされるわけですが、果たしてそのアルバムでは、マネジャーへの恨み節が聴けるのか? ますます上手くなっているのか? どうかは定かではありませんが、これまでよりギターを立たせてニューウエイヴっぽくなってるとのこと。フジロックで来日するので、今から楽しみですね。