ブダペストで行われた卓球の世界選手権で4月28日に行われた女子ダブルス決勝に進出した伊藤美誠、早田ひな組は中国の孫穎莎、王曼イク組に2−4で敗れ銀メダルとなった。
伊藤、早田組は2017年の前回大会では銅メダルで、今回は第1シード。1967年大会の森沢幸子、広田佐枝子組以来、52年ぶりとなる日本ペアの金メダルが期待されていた。
2人はサーブでリズムを作り、早田の力強いドライブ、コースを狙った伊藤の速攻で2ゲームを連取。その後、2ゲームを奪われ2−2となった第5ゲーム。ここも9−9と一進一退の攻防が続くなか、審判の“誤審”でリズムを崩し、このゲームを落とすと続く第6ゲームも挽回できず2−4で敗れた。