
vol.357
ガソリン平均価格が159.2円 最高値を更新
石油情報センターが7日発表した石油製品の臨時価格調査(5日時点)によれば、レギュラーガソリンの全国平均店頭価格は4月28日時点に比べ、1リットルあたり28.6円高の159.2円と、昭和62年の調査開始以降の最高値を更新した。これまでの最高値は昨年12月の155.5円。ガソリン税の暫定税率復活に加え、原油高による調達コスト増分が価格に上乗せされたため。一方、7日の米原油先物相場は一時、1バレル=122.81ドルまで上昇、連日の最高値更新となった。
5日時点の地域別価格は、全地域で4月28日時点に比べ26.1〜30.3円上昇した。最高は中国地域の160.7円、最安は四国地域の158.4円。1日時点と比べても3.1〜11.1円上昇した。石油元売り各社は5月出荷分の卸価格を4〜7円値上げしており、全国平均価格は月内にも160円の大台を突破する可能性がありそうだ。
ガソリン価格に直結する原油先物価格の高騰も気がかりだ。6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)は、WTI(米国産標準油種)6月渡しの終値が前日比1.87ドル高の1バレル=121.84ドルとなり、終値でも最高値更新。産油国ナイジェリアの情勢不安に加え、ドル安が買い材料とみられている。