
vol.358
2000安打に続きまたまた快挙!
40歳・金本が400本塁打達成
阪神の金本知憲外野手が、13日の広島戦で通算400本塁打を達成した。40歳1カ月での400号は史上最高齢となる快挙だった。
雨脚が強まる中、家路に就こうとしていたファンの足が止まる。8点差をつけられた阪神の9回の攻撃。金本が横山の139キロの直球を振り抜くと、打球は一直線に右翼席へ吸い込まれた。
「狙ってないよ。でも、富山のファンが期待しとったからな」。試合後は何事もなかったかのように移動のバスへ急いだ。今季は4月12日に2000安打の偉業も達成したが、常々400本塁打のほうに興味を示してきた。筋力トレーニングで球界を代表するスラッガーとなった鉄人にとって、「安打の延長が本塁打」という意識はないという。
ただ、昨年10月に左ひざを手術し、オフの打撃練習も足りない。不安が募った。それでも岡田監督は、2次キャンプから合流した金本を見た日、「4番は金本」と明言した。一発へのこだわりを捨てないのは、4番としての責任であり、監督への恩返しでもある。
2004年の就任時から、金本に4番を任せてきた岡田監督は「まだまだ通過点や」。史上最高齢となる不惑での大台到達ながら期待が薄らぐことはない。