
vol.358
仙台国際ハーフ連覇の野口「次は北京」
11日に行われた仙台国際ハーフマラソンで、野口みずき(シスメックス)が1時間8分25秒のタイムで大会2連覇を達成。4カ月ぶりの実戦で結果を出した女王が、女子史上初の連覇へ向け順調な仕上がりぶりを見せた。
「久しぶりのレースで、不安もあった」。野口の思いは当然でもあったが、いつものように序盤から積極的に飛び出すと、残り1キロでモンビを狙い通りに突き放してゴール。躍動感ある力強い走りで、前年の自らの優勝タイムを29秒上回り、「ペースが速くても体はきつくなかった。レース勘も取り戻せました」と満面の笑みで語った。
独走とはいかず、モンビにピタリとマークされたが、「一緒に走ったことで緊張感を持てたし、以前ならイライラしてたかもしれないけど、(北京で)外国選手と競り合っているイメージを持って走れた」ときっぱり。広瀬コーチも「後半もペースは落ちず、スピード感ある走りができた。いまこれだけ走れれば十分。フォームはどんどんスムーズになっている」と及第点を与えた。
20日からは長野・菅平高原で準備を本格化させる。「アップダウンを利用してしっかりと土台を作る。次は北京。気持ちはすごく乗っています」と野口。7月で30歳になる女王は、連覇という前人未到の偉業を完全に射程圏内に入れている。