
vol.360
最終予選5連勝で2大会連続本選へ
柳本ジャパンが五輪切符
北京五輪世界最終予選兼アジア予選は23日、東京体育館で第5戦を行い、日本は韓国に3−1で勝利。5連勝で10度目の五輪出場を決めた。
五輪出場に王手がかかった韓国戦。セッター竹下佳江とエース栗原恵を中心に日本が攻めのバレーで韓国を圧倒した。第3セットこそ落としたものの、栗原の安定したバックアタック、杉山祥子のスピード感ある移動攻撃、荒木絵里香の巧妙なブロックなどが流れを日本に導いた。
そして最終セット、高橋のフェイントが相手コートに落ちた瞬間、場内の歓声はうねりを増した。コートでは選手が歓喜の輪を作り、柳本監督と次々に握手を交わす。5試合目で韓国を下しての五輪切符獲得は、4年前の最終予選と同じ光景。違うのは「大きく崩れることがなくなった」と話す指揮官の手応えだ。
充実の源流は5位に終わったアテネ五輪の悔しさだ。「4年前は出ることが目標だった。今は切符を取ってからがスタート」と栗原。24年ぶりのメダル獲得を全員で追求する姿勢は、「ミーティングをしても空気が全く違う」という形で指揮官にもひしひしと伝わっている。