
vol.361
止まらぬ高騰 ガソリン171円台を記録
レギュラーガソリンの全国平均小売価格が、1リットルあたり170円台の“大台”を突破した。
石油情報センターが4日発表した石油製品市況の週間動向調査(2日時点)によれば、レギュラーの全国平均は先週比11.6円値上がりの171.9円となり、昭和62年の調査開始以降の最高値を更新。原油高に伴い石油元売り各社が1日から出荷価格を大幅に引き上げたのを受け、全国のガソリンスタンドで店頭価格に転嫁する動きが広がったため。
都道府県別では、千葉県や茨城県など7県を除く40都道府県で170円台を突破。最高値は長崎県の177円だった。170円台の突破は、現行調査が始まる前の昭和57年に総理府(現内閣府)調査の都区部平均で177円を付けて以来26年ぶりとなった。
ただ、石油業界では57年の177円は今の物価で換算すると224円になるとし、今後全国平均で177円を突破しても、当時の水準と比べればなお実態に差があるとみられる。
一方、レギュラー以外の全国平均小売価格は、ハイオクが11.7円高の182.8円、軽油は12.5円高の152.3円だった。