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チーター(学名:Acinonyx jubatus)
ご存じ、サバンナのスピード王。地上で、最も早く走ることができる動物だ。最高時速は100km以上になる。絶滅の危機に瀕している野生のチーターを救うべく多くのプロジェクトが立ち上がっている。今年3月、多摩動物公園では16年ぶりにチーターの繁殖に成功。4頭がすくすく育っている。
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vol.361
TOKYO MOVE UP!
「東京から日本を元気に」するプロジェクトをTOKYO HEADLINEがサポート。東京の気になるトピックスをご紹介。
かわいさ100%の動物の赤ちゃんに心リフレッシュ!!
大人のための“赤ちゃん動物”特集
このシーズンの動物園のお楽しみ――それは“赤ちゃん動物”! 東京の動物園でも、春に生まれた赤ちゃん動物たちが次々と公開されている。日々、仕事に忙殺されている東京の大人たちも、動物の赤ちゃんたちの無垢な愛らしさに心がほどけていくのでは。
ネットでカワイイ動物画像を見ている大人たち、動物園へ行こう! 大人だって、動物たちの不思議さに驚き、愛らしさに感激したいもの。例えば、東武動物公園では18歳以上の大人を対象に参加者を募集する「大人のための飼育体験」という企画が例年大人気だ。(今年の応募締め切りは6月30日 参加費6000円 http://www.tobuzoo.com)。
そんな大人たちをノックダウンするのは、なんといっても赤ちゃんたち。いま、多くの動物園では春に誕生した赤ちゃん動物たちが順次公開されている。東京の動物園でも、無条件にカワイイ赤ちゃん動物たちが続々お披露目中なのだ。その中には、絶滅の危機に瀕しながらも動物園で繁殖に成功した動物たちもいる。その1つが、今年50周年を迎えた多摩動物公園で、この春誕生したチーターの赤ちゃんたち。同園では、チーターの誕生は16年ぶりとなる。さっそく飼育担当者に、チーターの繁殖について尋ねてみた。「多摩では16年ぶりになりますが、国内では他園でしばしば繁殖に成功しています。多摩でチーターの誕生が遅れたのは、以前出産した母親が急病で死亡してしまったこと。飼育個体が高齢化していたこと。個体の相性がよくなかったことがあげられます」。飼育下のチーターの繁殖は難しいといわれており、実はチーターの繁殖生理も、成功の理由もよく分かっていないという。多摩動物公園が、今回の繁殖を成功させた鍵とは?「チーターの繁殖は、飼育環境が変わったり新しい個体と出会うことによってしばしば成功しています。どうし
て成功するかはいまだに分かっていませんが、出会いの刺激によってメスに強い発情がくるのではないかといわれています」。つまり、初めて出会う相手に惹かれやすいということ?「今回交尾したペアも昨年10月に南アフリカから来園したばかりで、南アフリカの繁殖施設でも同居したことがなかったようです」。そのため、今回は出会いの刺激を高めるためにメスに発情がくるまで、オスと出会わせないように心がけたのだとか。動物たちのキモチを真っ先に考える飼育員の努力が垣間見える。「野生のチーターの子はアフリカの強い日差しを浴びて育ちますが、動物園では室内で出産させるため、子に日光浴をさせることが難しくなります。チーターの子は日光浴が不足すると骨が発育不全になる“くる病”という病気になりやすいことが分かっています。病気にならないように、ビタミンやカルシウムを親子に与えるように気をつけています」。
絶滅が危惧されるチーター。多摩動物公園ではいま、その貴重な命が、お母さんと飼育員に見守られすくすくと育っている。
多摩動物公園
【開園時間】9〜17時(入園は16時まで・動物によって展示終了時間が異なる)【料金】一般600円 中学生200円 65歳以上300円【休園日】水曜(祝日の場合翌日休園)および年末年始【TEL】042-591-1611【住所】東京都日野市程久保7-1-1【交通】京王線・多摩モノレール 多摩動物公園駅
◆「ライオンバス」【料金】大人350円 子供・65歳以上100円【運行時間】10〜16時
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多摩動その他の赤ちゃん

春の赤ちゃんラッシュで、多摩動物公園はチーターだけじゃなく、その他にもたくさんのベイビーが誕生。来場者の頬を緩ませまくっている。
チーターに負けず劣らずのネコ科のかわいさ全開なのは、ユキヒョウの赤ちゃん。5月9日に3匹の兄弟が誕生(3匹ともオス)、体が弱く、親が神経質になっているため、一般公開はもう少し成長してから(6月中旬の予定)。しかし、現在は飼育舎に設置されたカメラを通してユキヒョウの赤ちゃんたちを見ることができる。ムニュムニュッとした3匹の赤ちゃんが戯れている姿にモニター越しでも思わず微笑んでしまう。
群居性の高いイヌ科のヨーロッパオオカミは、子育ても巣穴で共同で育てる。最近ようやく子供たちが巣穴から出てくることが多くなってきたが、今回は親の写真でごかんべんを。6月には、ちょこちょこと走り回る姿を目撃することができるはずだという。
人をはじめ、サルの仲間は胎内にいる期間が長いうえに成長も緩やか。昨年10月に生まれたチンパンジーのマックス(オス)は、まだまだお母さんから離れられないみたい。人工のアリ塚でジュースを熱心に飲むお母さんに取りすがりながら“かまって〜”とちょっかいを出して甘えまくってます。
一方、偶蹄目・奇蹄目の仲間は胎内での成長が早いうえに、誕生と同時に立ち上がり草原を走り出す。5月6日に生まれたばかりのアミメキリンのユズ(メス)も、早々に立ち上がり、成長の様子を見て早くも大人の群れと一緒に飼育されるそう。体調次第で見ることができないこともあるので気をつけて。
こちらは人気モノのレッサーパンダのルンルン(オス)。メイメイ(メス)とともに昨年6月に生まれ、9月から人前にお目見えするようになったが、いつも笹を食べてばかり? そんな熱心に食べる姿もかわいらしくて、いつも人だかりができている。
まだまだたくさん!“東京ZOO”Babies
カピバラ(名前:ゆず)
誕生日:3月28日
上野動物園で1頭生まれた赤ちゃんは女の子。お母さんとそっくり
ミナミコアリクイ(名前:アイ)
誕生日:2007年12月24日
サンシャイン国際水族館で生まれたミナミコアリクイの女の子。国内の水族館・動物園で繁殖したのは、アイとその兄たちのみ。国内飼育数はわずか11頭。アイは来年春ごろにお嫁入りする予定。
オグロプレーリードッグ(名前なし)
誕生日:4月
上野動物園ではこの春9頭(性別不明)のプレーリードッグの赤ちゃんが誕生。4月30日に初めての赤ちゃんが巣穴から出てきた。現在は巣穴の外で元気に遊びまわっている。
ワタボウシタマリン(名前なし)
誕生日:2月16日
中央アメリカの熱帯雨林の樹上で暮らすワタボウシタマリン。今年2月に2頭の双子が誕生し、仲良し家族は6頭に。オスも育児をする。
タンチョウ(名前なし)
誕生日:2008年4月20日
上野動物園で生まれたメスのタンチョウの赤ちゃん。すっかり大きくなったけど、まだ明るい茶色の綿羽で覆われている。
サンシャイン国際水族館
【開園時間】10〜18時(入園は閉園の30分前まで・土日祝は18時30分まで)【料金】大人1800円 子供900円 65歳以上1500円【TEL】03-3989-3466
恩賜上野動物園
【開園時間】9時30分〜17時(入園は16時まで・8月12日〜17日は時間延長 東園〜19時 西園〜20時:入園は各園19時まで)【休園日】月曜(祝日のときは翌日) 【料金】一般600円 65歳以上300円 中学生200円【TEL】03-3828-5171
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