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2008年 ロイター/Sukree Sukplang
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vol.363
岡田ジャパンがW杯アジア最終予選進出決める
14日、タイ・バンコクで2010年W杯南アフリカ大会アジア3次予選のタイ戦が行われ、日本はタイに3−0で快勝。オマーンがバーレーンと1−1で引き分けたため、日本は勝ち点10で2組2位以内を確定し、9月からスタートするアジア最終予選進出を決めた。
日本は前半、闘莉王、中澤のゴールで2点を先行。後半は終了間際に途中出場の中村憲が3点目を奪った。
この試合、岡田監督はある覚悟を決めていた。「前半は今まで通りのサッカーでいく。ただ、もしそれで入らなかったら、勝負に徹するサッカーをしようと」。サブには山瀬功を外し、184cmの巻と185cm矢野。つまり、せっかく積み上げてきたコンセプトを捨ててのパワープレーも想定していた。
それを救ったのはセットプレーだった。前半23分には闘莉王が、39分には中澤が豪快に頭で叩き込んだ。タイの弱点は高さがないこと。2月の対戦でも、セットプレーから3点を奪った。試合前から狙っていた形。「2−0で折り返せたのが大きかった」と、2アシストの活躍を見せた遠藤が笑った。
先手を取れたことも大きい。ここまでのアウエー2戦は1敗1分けで、いずれも先制点を取られた。「特にアウエーでは、先に取られてしまうと相手が引いてくる。それだけは避けたかった」と遠藤。先手さえ取れれば、アウェーの厳しさはかなり薄まる。その結果が今予選アウェー戦初、バンコクでは実に1966年以来、42年ぶりの勝利となった。
流れの中の得点が欲しかったのは事実だろう。だが、「セットプレー以外で入ればベストだけど、高望みしすぎでしょう」とは中村俊。W杯予選で大事なのは勝つことだ。
紆余曲折はありながらも“岡田流”が代表に浸透し、周囲の信頼感も勝ち取った。日本サッカー協会の川淵キャプテンはW杯本戦まで、岡田代表監督に指揮を任せる意向があると表明した。
一層の厳しい戦いを余儀なくされる最終予選では、ライバル国撃破だけに集中できる環境作りは必須。それだけに、このタイミングでの協会の信任表明は大きい。「南アフリカへの道」の最終章を控え、岡田ジャパンの地盤は着実に固まってきた。
EURO2008「死のグループ」で06年W杯準優勝・フランスが脱落
「死のグループ」で脱落したのは、06年W杯準優勝国フランスだった。
17日、サッカー欧州選手権「EURO2008」は1次リーグC組の最終戦を行い、イタリアがフランスに2−0で勝利。フランスは勝ち点1の同組最下位で今大会を終えた。
試合は前半25分、ピルロのPKでイタリアが先制すると、後半17分にデロッシが加点した。フランスは前半9分に司令塔のリベリーがひざの負傷で途中退場。同24分にアビダルがレッドカードで退場処分となり、10人という数的に不利な状況となっていた。
C組のダークホース的な存在となったルーマニアは、イタリア、フランスと引き分ける健闘を見せたが、オランダに0−2で敗れて決勝トーナメント進出を逃した。