
vol.364
W杯アジア3次予選 バーレーンに勝つには勝ったが…
22日に行われた2010年サッカーワールドカップアジア3次予選のバーレーン戦で日本はバーレーンを1−0で下し、勝ち点を13に伸ばしてグループ首位で最終予選に進出した。
誰もが0−0の引き分けを覚悟した試合終了間際、相手DFと競ったDF内田篤人のヘディングがGKの前でバウンドし、ゴールに吸い込まれた。
岡田武史監督は派手なガッツポーズを繰り返し、試合後は「あんなにうまい、スマートな選手が、これだけ泥臭い点を取ってくれたことがうれしい」と振り返ったが、またしても日本の課題が浮き彫りとなった。問題は決定力不足に尽きる。開始5分の中村俊輔のPK失敗がケチのつき始め。シュートがゴールバーに嫌われたり、決定機での空振りもあった。
2位通過でも最終予選の組み合わせにはなんら影響のないこの試合に必勝態勢で臨んだのは、3月26日のアウェーでの敗戦の雪辱を果たすためと、再戦の可能性のあるバーレーンに「日本強し」の印象を植え付けるため。
記録上は雪辱は果たしたが、バーレーンにはさほどダメージを与えることはできなかった。
アジア最終予選は9月に始まり、各組上位2チームが自動的に2010年W杯本大会出場権を得る。最終予選の組み合わせ抽選は6月27日に行われる。
俊輔と中澤が中田氏越える
サッカーの日本代表MF中村俊輔(29)とDF中沢祐二(30)が、22日に行われた2010年ワールドカップ3次予選のバーレーン戦で代表78試合目の出場を果たし、代表出場試合数で中田英寿氏を抜いて歴代5位に浮上した。
北京五輪オーバーエージ枠にG大阪・遠藤選出
W杯アジア3次予選のため中断していたJリーグが25日再開した。
北京五輪のオーバーエージ(OA)枠での選出が予想されていたガンバ大阪のMF遠藤保仁(28)は五輪代表の反町監督が見守る前で、後半9分、前線に走り込み、左足で鮮やかな決勝ゴールを上げた。
五輪代表の反町監督は試合前、G大阪側に北京五輪のOA枠に遠藤を選出する意向を説明。「快諾していただいた」と試合後に明かした。遠藤は「名前が挙がるのは光栄」としながら、チームの白星に貢献できた喜びを強調。「(五輪まで)まだまだある。(首位との)勝ち点を縮めていければ」と意欲を見せた。