
vol.364
ドラマティックEURO2008
1勝もできなかったフランス
サッカーの欧州選手権(ユーロ2008)は19日から決勝トーナメントがスタート。準々決勝初日は、クリスティアーノ・ロナウド擁するポルトガルとドイツが対戦。ドイツが3−2でポルトガルを破り、優勝した1996年大会以来の4強進出。20日に行われた準々決勝第2戦では数々の奇跡を起こし勝ち上がってきたトルコがクロアチアをPK戦で下し、初の準決勝進出を果たした。
予選リーグを3戦全勝で通過し、今大会の台風の目となっていたオランダは、21日バーゼルで行われたロシア戦で延長戦の末3−1で敗れ、姿を消した。後半11分にロシアはパブリュチェンコが左足で先制。オランダは41分にファンニステルローイが頭で決めて同点とし、延長に持ち込んだが、ロシアは延長後半7分に左サイドを突破したアルシャビンのクロスにトルビンスキが合わせて勝ち越すと、11分にはアルシャビンがダメ押し点を決めた。ロシアは、準優勝した旧ソ連時代の1988年大会以来となる準決勝進出。
22日にはウィーンでスペインVSイタリアの準々決勝が行われ、スペインが2006年W杯優勝のイタリアを0−0からのPK戦(4−2)で下し、準優勝した1984年以来の準決勝進出を果たした。
今年のユーロ2008は2006年のW杯で準優勝のフランスが1勝も上げられず、共催国であるスイスとオーストリアがそろって1次リーグで姿を消し、史上初めて開催国が決勝トーナメントに進めないなど、さまざまなドラマを見せた。