
vol.364
インディでルーキー武藤が日本人史上最高2位の快挙
米最高峰の自動車レース、インディカー・シリーズ今季第8戦は22日、アイオワ州ニュートンのアイオワ・スピードウエイ(1周0・875マイル=1・408キロ)で24台が出走して250周の決勝を行い、新人の武藤英紀(AGR)が、同シリーズでの日本人史上最高となる2位に入った。これまでの最高は2003年6月の第5戦で高木虎之介が記録した3位。7番手スタートの武藤は一時16位まで順位を下げたが、終盤は燃費を抑えてピットストップを減らす作戦で2位に浮上。最後まで走り切った。優勝は2005年シリーズ覇者のダン・ウェルドン(英国=チップガナシ)。武藤のチームメート、マルコ・アンドレッティ(米国)が3位。
レース後、武藤は「2位はうれしい結果ですが、ダンを抜けなかったことが悔しい」と語った。燃費重視に切り替えたチームの指示が結果につながっただけに、「実力というより作戦面による2位。複雑な心境でした」とも。最後は、「一つハードルを越えることができた。これからは優勝だけに集中していきます」と過去に4人しか成し遂げていない新人の優勝に意欲を見せた。