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alan「はい。そうです。7月にリリースした『懐かしい未来 〜longing future〜』が最初になっているのですが、それが“地”で。今回は“火”がテーマになっています」 ――ジャケットも燃えるような赤! alan「そうですね…でも、この顔ちょっと怖いかもしれない」 (スタッフ)「“火”ですから。目ぢからがないと!」 alan「う〜ん、でも怖いよ(笑)」 ――(笑)。ところで、この曲は映画『レッドクリフ PartI』(ジョン・ウー監督 11月1日公開)の主題歌にもなっています。三国志の赤壁の戦いが題材ですが、三国志はお好きですか? alan「好きですよ! 私は四川省の出身なんですけれども、実家の近くに劉備玄徳のお墓もあるのですごく身近に感じます。中国では、三国志を小学校や中学校から勉強しますし、中国人なら誰でも知っていますよね。人気もありますし」 ――いろいろな人物が出てくるんですけど、特に好きな人はいますか? alan「周瑜かな。彼は音楽が好きでロマンティックだし…それに若いから(笑)。曹操もいいんですけど、あまり人を信じられないところはどうなのかなって思うので」 ――日本でもとても人気があるし、「誰でも知っている」有名な作品。そうした作品の主題歌を担当することになって、どのように感じましたか? alan「プレッシャーはありましたね。すごい作品だっていうのもあるし……私は日本でアーティストとして活動をしていますけれど、中国ではまだ何の活動もしてなかったんですね。だから誰も私を知らない。そんな私がこの曲を歌うんですから。ただ、中国ではこの映画はすでに公開されているので、それに合わせて歌う機会もあって、今では私の名前を知ってくれる人も多くなりました」 ――そうしたプレッシャーとは別の部分で、この作品を歌うにあたって苦労したところはありますか? alan「中国語と日本語と2つのバージョンがあるのですが、特に中国語のほうですと言葉に感情をのせて歌うのがとても難しいんです」 ――そうなんですか? alan「使われている言葉が難しいんです。作詞の先生もとっても厳しかったし。なかなか歌い方もつかめなくて、2回もレコーディングしたんですよ。ちょっとショックでした」 ――中国の伝統的な楽器の音色が聞こえてきたり、冒頭から悠久の歴史を感じさせる壮大な曲ですよね。 alan「曲の始まりの部分は私も気に入っています。特にフェイクなんですけれども、静かで、誰もいないような風景が浮かんできます。日本語バーションのほうだと、細微の部分にはチベットフェイクを入れたんですよ。そこも気に入っています」 ――異国情緒があって、それがとても心地よいです。もともとこういった、民族色というか、その土地の音楽みたいなものがお好きなんだそうですね。 alan「そうですね。音楽は幅広くいろいろなアーティストさんのものを聴くんですけど、そのなかでも民謡には惹かれるところがありますね。例えば、『涙そうそう』とか、沖縄民謡だったり、とても好きなんですよ」 ――リリースは10月15日になりますが、映画もありますし、これからこの曲を聴くチャンスが増えてきそうですね。 alan「そうなってくれるととてもうれしいのですが。でもね、この曲は、CDで聴くよりも…ライヴで聴いてもらったほうがもっといいと思うんですよね…」 ――それにはライヴの機会を増やしてもらわないと! alan「そうですね。ただ、まずは映画を見に行っていただいて、映画が終わっても、エンドロールが終わるまでぜひぜひ見ていただければと思います」 (本紙・酒井紫野)
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