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資料改竄の前田元検事に実刑
大阪地検特捜部の押収資料改竄(かいざん)事件で、郵便不正事件の証拠品だったフロッピーディスク(FD)のデータを書き換えたとして、証拠隠滅罪に問われた元主任検事、前田恒彦被告(43)の判決公判が12日、大阪地裁で開かれた。中川博之裁判長は「刑事司法の根幹を破壊しかねない行為で極めて強い非難に値する」と述べ、懲役1年6月(求刑懲役2年)の実刑を言い渡した。
15歳未満初の脳死判定、臓器提供
日本臓器移植ネットワークは12日、関東甲信越地方の病院に入院していた10歳以上15歳未満の少年が、家族の承諾により脳死判定を行い、法的に脳死と判定されたと発表した。13日、臓器が摘出され、移植された。昨年7月に、15歳未満からの臓器提供を可能にした改正臓器移植法の施行後、初の適用例。移植ネットによると、少年は交通事故で頭部に重傷を負い、入院していた。
福島県が稲の作付け解禁
福島県は12日、福島第1原発の事故を受け、今季の稲の作付けの可否を判断するために行った土壌の放射性物質に関する調査結果を公表。国が作付け制限の上限とした土壌1キロ当たり5000ベクレルを超える放射性セシウムは、(1)避難指示(20キロ圏内)(2)計画的避難(3)緊急時避難準備−の3区域以外では検出されなかったとして、これらを除く全県で稲の作付けを解禁した。
ローソンから日本を元気に!
ローソンは14日、東日本大震災による影響と、今後の被災地復興・経済活性化に向けた取り組みとして、「元気になろう日本」プロジェクトを始動する事を発表した。これは、被災地での仮店舗や移動販売車を活用した営業、東北・茨城の産品の販売等による経済活性化の支援のほか、エンターテイメントのもつ魅力を通じて被災者と日本を元気づける支援を行うというもの。