畑にも竹林にも、春の恵み

Farming Garden in 生命の森リゾート

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写真《1》竹林に散らばって、タケノコ掘りに熱中する参加者たち。“一番良いタケノコ”を見つけることができるかな?
写真《2》ヘッドラインもチャリティー苗を購入。元気よく育ちますように!
写真《3》タケノコ掘りチャンピオンのこうたろう君。好きなタケノコ料理はタケノコのさしみとのこと

体験型農園「Farming Garden in 生命の森リゾート」で行っているファーミングイベントも2回目の春を迎えました! この日のメインはアノ春の味覚。

 4月26日。春の陽気もうららかな、まさにファーミング日和。畑に集まった参加者たちは、とある物を見つけて大盛り上がり。それは、巨大なタケノコ。そう、この日のメインイベントは春の味覚・タケノコ掘りなのだ。畑から歩いて数分のところにある立派な竹林でタケノコを掘り、ランチタイムでも味わおうというプラン。しかも、“一番良い”タケノコを採った人には賞品があるという。制限時間は40分。1人2本まで掘ることができる。と、ここで問題。“一番良い”タケノコとは、どんなタケノコでしょう? 答えは“まだ土から出ていないくらいの若いタケノコ”。地上に出ていないタケノコのほうが柔らかくておいしいことから、小さいタケノコを取った人が優勝、というわけ。タケノコ掘り初挑戦という参加者も多い中、そんなタケノコを見つけることはできるのか…? そこでアドバイザーの田辺さんがタケノコ掘りのコツとポイントを伝授。「少しだけ出ているものを見つけるのがポイント。足で踏んで、土が固い感じがあったら探してみてください」。掘り方は、タケノコが倒れている側の土を掘り、適当なところで下を掘る。無理やり抜こうとすると折れるので注意。掘った穴は埋めておくこと。各自、なるべく小さなタケノコを見つけようとするが、なかなか見つからなかったり掘ってみたら以外に大きかったりと、一筋縄ではいかない様子。それでも、10〜15センチの若いタケノコを発見したツワモノが数人現れ、勝負は参加者たちによる判定戦へ。一番小さなタケノコを手にした少年がチャンピオンに認定された。

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春野菜のサラダ。春野菜ならではのやさしいおいしさ

 タケノコ掘りを満喫したら、肝心の畑作業へ。今回は、震災復興に協力するためのチャリティー苗を購入し、それを植えようという企画。ヘッドラインでも、トマト、バジル、カボチャ、トウモロコシ、ナス、エダマメの苗を購入して植える。

 すべての作業を終え、すっかりお腹をすかせた参加者を待っていたのは、もちろん春の味覚満載のランチ。今日のメニューは春キャベツのミルフィーユ、春キャベツのスープ、春野菜のサラダ、タケノコご飯。そして掘ったばかりの若タケノコをその場で素揚げにしてノリをまぶしたオツな一品。春を全身で満喫し、タケノコを土産に帰途についた参加者たち。自分で掘った春の味は格別のはず。


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タケノコ豆知識

 タケノコは新鮮なうちに下処理を。皮のまま2等分して 水に米ぬかかとぎ汁、または生米を入れて、沸騰するまで30〜40分ほどゆでる。そのまま半日〜1日漬けてしっかりアク抜きを。

 お店で選ぶときには、根元の赤いツブが小さくて少ないものを選んで。ちなみに英語ではbamboo shoot。