コアジサシのふるさとを作ろう!
絶滅のおそれがある渡り鳥、小アジサシの保全を目的として設立された「リトルターン・プロジェクト」が、東京都下水道局森ヶ�ア水再生センター施設屋上コアジサシ営巣地で、整備作業を行った。同プロジェクトは2001年に発足、今年10周年を迎える。
作業には千葉県の小学校の児童も参加、デコイ(実物大の鳥の模型)の設置作業を行った。デコイを設置することで、コアジサシは仲間がいる場所だと認識、飛来するという。この日は、デコイを使いアホウドリの増殖事業を行ったバードカービングの第一人者内山春雄氏も訪れ、子どもたちを指導。
そのほか、排水口の清掃、シェルターの確認、カラス除け水糸の補修など、コアジサシが安心して営巣できる環境を整えた。