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「原発なければ」書き残し自殺か
福島県相馬市の酪農家の男性(55)が「原発さえなければと思います。残った酪農家は原発にまけないでください」などと書き残し堆肥小屋で首をつって死亡していたことが14日、分かった。近所の住民や関係者によると、男性は東京電力福島第1原発の事故により、酪農や生活の先行きに不安を漏らしていたという。
限度超えた23人に作業離脱指示
東京電力福島第1原発の作業員計8人が被曝線量限度の250ミリシーベルトを超えた問題で、厚労省は14日、内部被曝暫定値が100ミリシーベルトを超えた作業員23人について「健康管理を優先する」として、確定値が出るまで作業から外すよう指示した。東電では作業員の被曝線量検査が遅れており確定値も出ていない状況。
脱税疑い社長から献金
野田佳彦財務相が代表の政党支部に政治献金していたソフトウエア会社の男性社長が、税務当局の強制調査(査察)を受けていた問題で、社長側は仙谷由人官房副長官や馬淵澄夫首相補佐官らの団体にも資金提供していたことが13日分かった。提供は平成10年以降、判明分だけで野田氏も含め与野党10議員側に上り、総額434万円に及んでいる。
「V字形」伝達も知事は拒否
北沢俊美防衛相は13日、沖縄県の仲井真弘多知事と県庁で会談し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の代替施設について、21日開催予定の日米安全保障協議委員会(2プラス2)で同県名護市辺野古に「V字形」の滑走路2本を建設することを決めると伝えた。仲井真氏は「住民の納得がないと進められない」と県外移設を求めた。
ホンダ最終利益6割減
ホンダは14日、東日本大震災の影響で開示を見送ってきた平成24年3月期の連結業績見通しを発表した。震災による大幅な減産で、自動車の年間生産台数が前期比約6%減となり、営業利益、最終利益ともに約6割減になるとしている。ホンダは前期、最終利益が金融機関を除いた上場企業で首位だったが、今期はトップ維持は難しい。