なでしこ帰国会見 早くもロンドン五輪表彰台に照準
(撮影・蔦野裕)
サッカー女子ワールドカップ(W杯)で初優勝し、19日に帰国した女子日本代表「なでしこジャパン」が同日、都内のホテルで記者会見し、優勝を報告した。佐々木則夫監督は「短期間で急に成長していった。彼女たちが与えてくれたパワー、勇気に僕も感銘を受けている」と選手をたたえ、9月にアジア最終予選を控えるロンドン五輪については表彰台を目標に掲げた。
最優秀選手と得点王に輝いた主将のMF澤穂希(INAC)は「夢を諦めずに頑張ってきてよかった。すごく重みのあるメダル」と世界一の喜びをかみ締めた。また「人間は欲が出ちゃう。五輪でも金メダルを取るのが今の目標」と引き続き代表として五輪制覇を目指す意向を示した。