男子のW杯アジア3次予選は難敵揃い
サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の大陸別予選組み合わせ抽選会が30日行われ、日本はアジア3次予選でC組に入り、ウズベキスタン、シリア、北朝鮮と対戦することとなった。
最新のFIFAランキングでは日本は16位、ウズベキスタンは83位、シリアは104位、北朝鮮は115位。ランキングでは群を抜く日本だが、このC組は厄介な相手ばかりが揃った。
ウズベキスタンは過去5勝2分けと相性がよく、W杯南アフリカ大会の最終予選では敵地での勝利で本大会出場を決めたことも記憶に新しい。だが今年1月のアジア杯では組織的な攻撃力を武器に初の4強と躍進。2008年アジア最優秀選手のジェパロフ(アルシャバブ)ら侮れない選手が居並ぶ。
シリアとはアジア杯1次リーグで対戦。退場者を出した影響もあったが、堅い守りをなかなか崩せず、2−1と苦戦を強いられた。2大会連続のW杯出場を目指す北朝鮮とは最近2試合で1分け1敗。主力の鄭大世(ボーフム)や梁勇基(仙台)らはJリーグでも実績を残している。そもそも出場チームが3次予選より少ない16枠のアジア杯に、グループ全チームがそろって出場したのはC組だけ。
またシリアの政情不安も日程に影響しそうで、日本にとっては息の抜けない戦いが続きそうだ。