WERIDE 三宅島

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エンデューロレース10月22・23日開催

2000年の噴火で甚大な被害を被った三宅島は噴火災害からの復興の足がかりとして、島内で2007年からバイクイベントを開催している。第4回にあたる昨年からは雄山中腹を利用したエンデューロレースとなり好評を得ている。今年は10月22、23日に開催。キャッチフレーズは「三宅島が呼んでいる!!」

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 三宅島といえば、風光明媚な観光地として、釣り、バードウォッチング、スキューバダイビングの愛好者たちにとってはまさに聖地といっても過言ではない場所だった。

 ところが島は、2000年の噴火で大きな被害を受け、いまだにその時のつめ跡が残る。依然として火山ガスの放出は続き、島の人口は噴火前の7割に減少。主要産業でもあった観光も大きく落ち込んだままだ。そんななか「三宅島ならではのユニークなスタイル」で観光を復興しようと計画されたのが、バイクを使ったオフロードレース。

「WERIDE」とは、バイク(RIDE)を使った島おこしに、三宅島の島民「みんな(WE)でチャレンジしていく」という意味が込められたキャッチフレーズだ。また、島民だけでなく、日本中、世界中のバイクファンが「みんな(WE)で創っていく」、「みんな(WE)で応援していく」イベントであるという想いも込められている。

 もちろんバイクファン以外でもウエルカム!! 開催中はレースはもちろんだが、それ以外にもツーリング、観戦、観光と三宅島の自然を満喫する2日間となる。

 七島展望台は雄山の中腹に位置する絶景スポット(右横写真・左列上段)。バードウオッチングなら伊豆諸島最大の湖で野鳥の宝庫でもある大路池(右横写真・左列中段)。島の北西部には明治42年建造の四角柱が珍しい伊豆岬灯台がある(右横写真・左列下段)。

 また三宅島は食べ物も美味揃い。23日には島の特産品や新鮮でおいしい農作物・魚介類を購入できる「島市」が開かれる(右横写真・右列下段)。


エンデューロレース

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タフでハードなコースを設定!
太平洋を眼下に見下ろしながら壮大な溶岩原を走る特設体験移動コースをはじめ、三宅島ならではの地形を生かしたタフでハードなコースを設定。ライダーとマシンのすべてが試される。今年は海外トップライダーもレースに参戦。世界チャンピオンと一緒に走れるチャンスだ。

オフロード体験ツアー

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自分のバイクで三宅島のオフロードを走る!
三宅島の大自然をインストラクターと一緒に走るオフロード体験ツアーは、三宅島の大自然の中を自分のオフロードバイクで走ることができ、三宅島の林道や一部オフロード、眺めの良い場所をガイド付きで体験走行できる。

観戦ツアー

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レース観戦と島内観光ができる!
オートバイを持ち込まない人にも、レースの観戦と島内観光できる観戦ツアーを開催。シャトルバスが島内を巡回し、宿泊先付近、島内の主要ポイント、イベント会場を定期的に結ぶ。


すべての参加申込は9月26日まで
WERIDE三宅島の特設Webサイト(http://challenge-miyakejima.com/)で受付中。