柔道五輪金メダリスト・内柴容疑者を準強姦疑いで逮捕
東京都内のホテルで今年9月、教え子だった10代の女子柔道部員に酒を飲ませて乱暴したとして、警視庁捜査1課は6日、準強姦の疑いでアテネ、北京両五輪の男子柔道金メダリストで、九州看護福祉大学(熊本県玉名市)女子柔道部元コーチ、内柴正人容疑者(33)を逮捕し、玉名市内の自宅を家宅捜索した。日本オリンピック委員会によると、日本人金メダリストが逮捕された例はこれまでに確認されていない。
同課によると、内柴容疑者は「納得できない。合意の上だった」と否認している。しかし、女子部員にメールなどで謝罪していたことが捜査関係者への取材で判明。同課は内柴容疑者に犯意があった根拠の一つとして裏付けを進める。他の部員に対する不適切な行為がなかったかも調べる。