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東電が大口17%値上げ

 東京電力は17日、企業など大口契約者向けの電気料金を4月1日から平均約17%値上げすると発表した。福島第1原発事故の影響で代替の火力発電用燃料費が増大し収益が悪化しているため。単価改定による本格的な値上げは昭和55年以来32年ぶり。年間4000億円の収入増を見込んでいる。


平田容疑者の致死罪適用見送り

 平成7年に東京・目黒公証役場事務長の仮谷清志さんが拉致・監禁され、薬物を注射されて死亡した事件で東京地検は17日、逮捕監禁致死容疑で逮捕されたオウム真理教元幹部、平田信容疑者を逮捕監禁罪で起訴する方針を固めた。仮谷さんを死なせた行為については関与の度合いが低いと判断したとみられる。


第146回芥川賞・直木賞決まる

 第146回芥川賞・直木賞の選考委員会が17日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は円城塔さん(39)の「道化師の蝶」(「群像」7月号)と田中慎弥さん(39)の「共喰い」(「すばる」10月号)の2作に、直木賞は葉室麟さん(60)の「蜩ノ記」(祥伝社)に決まった。贈呈式は2月中旬、東京都内で開かれる。


東大が秋入学に全面移行目指す

 入学時期の見直しを検討している東京大学の懇談会が学部の春入学を廃止し、秋入学への全面移行を求める中間報告をまとめたことが18日、分かった。世界各国の大学の7割が実施している秋入学を実現することで、国際化の推進と入学前の学生に半年間、多様な経験を積ませることなどが狙い。


発送電分離 エネ調で初議論

 経済産業省は18日、経産相の諮問機関である総合資源エネルギー調査会基本問題委員会の第8回会合を開き、発電から送電、小売りまでを一体的に手がける大手電力会社から送電部門を切り離す「発送電分離」の是非などについて、本格的な議論を始めた。大手電力会社などからの反発は必至。