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中国国防費1000億ドル超

 中国の全国人民代表大会(全人代=国会)の李肇星報道官は4日の記者会見で、5日に開幕する全人代に提案される2012年度の国防費が、前年度実績比11.2%増の約6702億元(約8兆5000億円)に上ることを明らかにした。2桁増は2年連続、ドル換算では約1064億ドルとなり、初めて1000億ドルの大台に乗った。


民間を400万円上回る

 人事院は7日、平成22年度の退職金と年金を合わせた「退職給付」の水準を官民で比較したところ、国家公務員が約400万円上回っていたとする調査結果を公表した。政府は国家公務員の退職手当を引き下げる改正法案を24年度中に国会提出する。景気低迷で民間の水準が低くなったため逆転したとみられる。


ロムニー氏が6州制す

 米大統領選の共和党候補指名争いは6日、10州の予備選と党員集会が集中する「スーパーチューズデー」を迎え、ロムニー前マサチューセッツ州知事が焦点の中西部オハイオ州など6州で勝利した。サントラム元上院議員も保守色の強い南部テネシーとオクラホマ、中西部ノースダコタの3州を制した。


日本のTPP参加歓迎

 マレーシアのナジブ首相は7日、マレーシアの首相府で東南アジアを訪問中の経団連の代表団と会談し、日本の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加について「域内で大きな経済力を持つ日本の参加はTPPの価値を高める」と改めて支持を表明し、「国内調整を急くべきだ」と早期参加を促した。


女児放火殺人の再審決定

 大阪市東住吉区で平成7年、死亡保険金目当てに自宅に火をつけ、長女のめぐみさん=当時(11)=を焼死させたとして、現住建造物等放火や殺人などの罪で、ともに無期懲役刑が確定した母親の青木恵子受刑者と内縁の夫だった朴龍晧受刑者の再審請求審で、大阪地裁は7日、再審開始を決定した。