びわ湖で山本が好走 男子マラソン五輪代表12日決定

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(Photo/AFLO)

 びわ湖毎日マラソンが4日、ロンドン五輪の男子代表最終選考会を兼ねて行われ、一般参加の山本亮(佐川急便)が2時間8分44秒で日本人最高の4位に入った。自己記録を3分以上更新する好走で、五輪代表入りを確実にした。

 山本は「オリンピック、オリンピック…」と念仏のように唱えながら、前を走る中本を追った。勝負はトラックまでもつれ込み、残り1周でけりをつけた。

 優勝候補だった堀端は2時間10分5秒の11位。スタート時の気温は7.7度。もともと苦手なレース環境に加え、8人のトップ集団にいた30キロすぎには、両ふくらはぎがけいれんを起こして失速。その後は次々に後続に抜かれていった。

 中本は38キロ手前で堀端を追い抜き、一度は日本人トップに。五輪切符を手にしつつあった。「正直、ラスト2キロからはいっぱいいっぱい。厳しいレースだった」とうなだれた。

 ロンドン五輪代表は12日に発表される。

 すでに、先月26日の東京マラソンで2時間7分48秒の好タイムを出した藤原新が五輪代表を確実にしている。山本を含め、五輪代表3枠のうち2枠が決まったこととなり、今後の焦点は、残る「1枠」に最もふさわしいのは誰なのか、になる。

 ただ、一筋縄ではいかない。使う“ものさし”によって評価が変わるからだ。順位なら福岡で日本人1位の川内、タイムなら東京で藤原新に続いた前田も浮上する。海外勢と戦う意欲なら世界選手権7位で、今回も先頭を追った堀端がいる。

 日本陸連は選考基準に「五輪で活躍が期待できる選手」とうたうだけ。果たして結果は…!?