市原隼人「武士道は相手を思いやる心」

 市原隼人が初めて時代劇に挑戦するNHKBSプレミアム『陽だまりの樹』(4月6日スタート、金曜午後8時~)の完成披露会見が12日、渋谷区の同局で行われた。

 幕末から明治維新にかけた激動の時代を生きた2人の男の成長を描く物語。漫画家の故手塚治虫さんが自らのルーツを描いた漫画の初ドラマ化で、市原は幕府に忠誠を尽くす武士・伊武谷万二郎に扮し、手塚氏の曾祖父で女たらしの蘭方医、手塚良庵を成宮寛貴が演じる。市原は「武士道とは何か、いろんな本を読んで勉強していますが、相手を思いやる心だと思います」と全力投球。成宮は「良庵の目的に向かってダッシュする姿は僕と重なる」と気合を入れていた。