サッカーACLで柏が5−1で初勝利 G大阪は2連敗
(Photo/AFLO)
サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグ第2戦が各地で開催され、H組の柏は21日、日立柏サッカー場で昨季ACL準優勝の全北(韓国)と対戦。前半40分、FKから那須が先制弾。46分、47分とレアンドロが2得点をあげ、5−1で勝利を収め通算1勝1敗とした。
Jリーグ開幕から未勝利の柏にとって、本拠地初開催のACLは、鬱憤晴らしの舞台となった。ネルシーニョ監督は「チーム戦術も個々のパフォーマンスも非常によかった。正しい結果」と、内容の充実を伴う大会初白星を喜んだ。
「きょうの勝ちは柏のスタンダード。こういう試合を増やせば上位にいける」と田中。昨季のJ1王者が威厳を取り戻した。
20日にはF組のFC東京が東京・国立競技場で蔚山(韓国)と対戦。2−2で引き分け、通算1勝1分けとなった。
2度先行しながらも追いつかれた試合展開にFC東京のポポビッチ監督は試合後、「試合が終わる前から終わったと思った選手が何人かいた」と怒りをぶちまけた。
ホームでは及第点に達しない勝ち点1。ただ、落ち着きを取り戻した指揮官が「引き分けは次への課題とも収穫とも理解できる」と話したように手応えも大きかった。
またG大阪は20日、アウェーでアデレード・ユナイテッドと対戦。2−0で敗れ2連敗。名古屋はセントラルコースト・マリナーズと1−1。2試合連続の引き分けとなった。