劇場型都市空間 ダイバーシティ東京
ファッションテーマパーク 東急プラザ 表参道原宿
大型連休を控え、都内で新商業施設が次々にオープンしている。18日に表参道と明治通りの交差点に東急プラザ 表参道原宿が、19日にお台場にダイバーシティ東京 プラザが開業。26日には、渋谷ヒカリエもオープンする。新たなランドマークの出現で東京が活気づいている。
各施設には、初上陸のアパレルブランドを始め、雑貨、フード、アミューズメントなどさまざまなテナントが入居しているが、注目は屋上の使い方。癒しの場として、またライフスタイルの一部として機能する空間が作られている。
ファッションテーマパークと銘打った、東急プラザ 表参道原宿の屋上は、「おもはらの森」。すり鉢状の広場で、樹木や50種類以上の野草が配された"都会の森"だ。「おもはらの森」には、カフェやレストランからもアクセスできるが、買い物客に限らず、誰でも利用できるパブリックな憩いの場になっている。
ガンダムが象徴的な複合施設ダイバーシティ東京。その商業施設部分の屋上には、都内最大級のレンタル農園「都会の農園」(http://www.city-farm.jp/)がオープンしている。普段の生活に農業を取り入れる人が増加するにつれて、都内にもさまざまなレンタル農園が生まれているが、東京湾、そしてフジテレビの社屋を真横にみながら、土を耕し、野菜を育み、収穫できるのはここだけだ。
所定の入会金と会費には、クラブハウス、共同の道具、水道、電気などの利用料金が含まれている。オプションで散水などのサポートもあるので、毎日に世話ができなくても農業を楽しめそうだ。
新施設をチェックするなら、屋上にも上ってみては? 新しい発見があるかも。