ヨーロッパ映画の入口に!!
ビターズ・エンド 宣伝担当
古吟千絵 さん
ヨーロッパ映画とハリウッド映画の真ん中ぐらいの作品が好き。あと日本映画も。本作の主人公の青年と同世代とあって、思わず自分に重ね合わせて見てしまったとか。
映画好きの人の中には、チラシに「ビターズエンド」という名前を見れば「ヨーロッパの単館系の映画」と思う人も多いだろう。5月12日に公開される『さあ帰ろう、ペダルをこいで』もそんな一本。
「ふだん映画を見ないような人でも楽しめる作品です。ヨーロッパ映画って見る人に委ねる部分が多いとか、アート性が強くて敬遠されることもあるんですが、この作品はロードムービーという側面もあるし、家族の物語で、すがすがしく見ていただけると思うんです。起承転結がはっきりしていて、意味が分からなかったな、という作品でもないですし。ヨーロッパ映画の入り口となる作品だと思います」
と語るのはこの映画の宣伝を担当する古吟さん。この作品は自転車とバックギャモンという2つのアイテムが重要な位置を占める。というわけで、日本バックギャモン協会が「特別協力」という形でバックアップしている。
「東欧では日本で道端で将棋を指しているようにバックギャモンがやられているようですね。今年はバックギャモンの当たり年らしく、新しいボードが発売されたり、ルールブックが新刊されたり、平清盛でもバックギャモンが出てきているようです」
で、古吟さん、バックギャモンは...?
「ええ、も、もちろん始めましたよ...。あたり前じゃないですか」
『さあ帰ろう、ペダルをこいで』
エスピーオー配給/5月12日(土)よりシネマート新宿、5月19日(土)よりシネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー。
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