ジャスティン・ビーバー

ニューアルバム『ビリーヴ』でぐっと大人に!

カナダ生まれのポップスター、ジャスティン・ビーバーが最新アルバム『ビリーヴ』を完成させた。アッシャーやジャスティン・ティンバーレイクといったワールドクラスのアーティストが争奪戦を繰り広げ、華々しくデビュー、その後はトップスターとして注目を集めているジャスティン。最新作ではぐっと大人っぽくなって新たな魅力を世界に届ける。
"「信じる」ってとても力強い言葉。多くの人に共感してもらえると思うよ"
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 世界のティーンから熱い視線を送られているアーティスト、ジャスティン・ビーバーが、最新アルバム『ビリーヴ』を20日にリリースする。日本では、2010年5月にリリースしたデビュー作『マイ・ワールズ~デラックス・エディション』、年末に発表したクリスマスアルバムに続く、オリジナルアルバム。最新作では、18歳になったちょっと大人のジャスティンが聴ける。 「大人に成長した内容にしたかったんだ」と、ジャスティン。「僕自身も成長しているわけだから、自分の成長に合った内容とともに、年上の人にも聴いてもらえる内容にしたかった。だからといって、若いファンも失いたくない。もっとファンの層を広げたいと思ったんだ」  彼が歌い始めたのは12歳のころ。出演した地元のコンテストで2位に。その経験から喜びを愛する人と分かち合いたいという自然な理由で、アッシャーやNe-Yo、スティーヴィー・ワンダーを完全カヴァーした動画をYouTubeにアップし始めた。親族や友達に見せるのが目的だったにも関わらず、動画の再生回数は5000万を超え、彼のパフォーマンスは音楽業界の目に止まった。アッシャーらのバックアップも得て、デビュー作はチャートを駆け上がった。  最新作の『ビリーヴ』ではぐっと大人っぽさが増した。マイケル・ジャクソンを始め、マライア・キャリーやボーイズⅡメンなどを手掛けた、ロドニー・ジャーキンスを始め、Diplo(ディプロ)らがプロデューサーとして参加しているという。 「他にも、いろいろなアーティストやプロデューサーに大いに協力してもらったよ。いろんな曲があって、変に思うかもしれないんだけど、アルバム全体を通すと、僕の声とそれぞれのアーティストとの組み合わせがつじつまが合うように聴こえるんだ。アルバムの出来は素晴らしいので、みんなに聴いてもらうのが待ちきれないよ」  さまざまなアーティスト、そしてプロデューサー陣との共同作業によって、ジャスティンの狙いである「自分の成長にあった内容」を実現した。その一方で、これまでのジャスティンのイメージとは異なる部分もあって、挑戦的ともいえる作品だ。 「自分にとって居心地が良い場所から新しいスタイルの境地に入るのは、とてもクールだったよ。活躍しているアーティストと一緒に仕事ができて、とても素晴らしかったよ」  リリック面においてもぐっと成長が感じられる。「僕の人生で起こっていることを歌っている」というが、華々しいデビューを飾ってから、ファンやパパラッチに追いかけられる毎日を送ってきたスーパースターだけに、なかなかドラマティックだ。 「セックスのことも、何でも話しているよ!......って、冗談だけど(笑)。僕の人生で起こったことのひとつとして、この前僕の子供を妊娠したと主張してきたマリアの曲も書いた。その他には僕のお母さんに捧げた曲とか、さまざまな状況に関して......アルバムを聴いたら分かってもらえると思うよ」  ジャスティンの今が反映されたこのアルバムは、嘘や隠し事がない、ビリーヴ(信じる)に値する作品 。この作品を聴けば、彼の行く末もまた、信じられる。 「"信じる"ってっていろいろあると思うけど、僕は"自分を信じる"し、"神を信じてる"......。"信じる"ってとても力強い言葉で、きっと多くの人に共感してもらえるんじゃないかなって思うよ」
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New Release 『ビリーヴ』
先行シングル『ボーイフレンド』、『オール・アラウンド・ザ・ワールド feat.リュダクリス』など、ボーナストラックを含む全17曲を収録。ユニバーサルインターナショナルより6月20日(水)発売。デラックス・エディション(CD+DVD)2980円、初回生産限定スペシャル・プライス盤1980円(税込)