なでしこは五輪同組のスウェーデンに勝利

 サッカー女子の「スウェーデン招待」で国際サッカー連盟(FIFA)ランキング3位の日本代表「なでしこジャパン」は18日、同1位の米国と対戦し1-4で敗れた。  日本は、体調不良から復帰したMF沢が、ポルトガルでのアルガルベ杯以来、約3カ月ぶりに代表戦に出場。しかし序盤に米国に立て続けに2点を奪われた。永里が頭で1点を返し、1-2で前半を終了したが、後半に追加点を許した。  対戦成績は日本の1勝5分け(1PK勝ち含む)22敗となった。  続く20日には日本はイエーテボリで五輪の1次リーグで同組のスウェーデン(FIFA4位)と対戦。1-0で勝利を収めた。アメリカ戦から中1日の試合となった日本は沢、川澄ら主力をはずし、代表初選出となったFW大滝を起用するなど控え組でスタート。細かいパス回しでスウェーデンをほんろうし、前半27分、右サイドから中央に切り込んだ安藤のスルーパスを永里がダイレクトで流し込んで先制。スウェーデンの高さを生かした攻撃をしのぎきり、逃げ切った。永里は4月のブラジル戦から3戦連発のゴールとなった。