JR西脱線 強制起訴初公判

 兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故で、検察審査会の議決に基づき業務上過失致死傷罪で強制起訴された元相談役、井手正敬被告(77)らJR西日本歴代3社長の初公判が6日、神戸地裁で開かれ、いずれも「事故は想定できなかった」などと無罪を主張した。井手被告は法廷で、事故後初めて謝罪した。