ウィンブルドン・テニスでフェデラー7度目V
テニスのウィンブルドン選手権最終日は8日、オールイングランド・クラブで男子シングルス決勝が行われ、第3シードの30歳、ロジャー・フェデラー(スイス)が第4シードのアンディ・マリー(英国)を4−6、7−5、6−3、6−4で破り、3年ぶり7度目の優勝。優勝賞金115万ポンド(約1億4000万円)を獲得した。
男子で7度の優勝はウィリアム・レンショー(英国)、ピート・サンプラス(米国)に並んで史上最多。フェデラーは自らの最多記録を更新する17度目の四大大会制覇をマークした。
また7日に行われた女子シングルス決勝は、第6シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)が第3シードの23歳、アグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)を6−1、5−7、6−2で破り、2年ぶり5度目の優勝を果たし、優勝賞金115万ポンド(約1億4000万円)を獲得した。ラドワンスカはポーランド女子初の四大大会制覇はならなかった。
セリーナは第1セットでいきなり5ゲームを連取。第2セットは相手の粘りで落としはしたが、力強いサーブとショットで圧倒し、四大大会通算14勝とした。