招致委が競技団体の関係者集め連絡会議
東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会は6日、都庁で競技団体の関係者を集めた連絡会議を開いた。各競技団体に対し、開催都市決定の投票権を持つ国際オリンピック委員会(IOC)委員と密接なコネクションを持つ国際競技団体の関係者リストを提出するよう要請した。
IOC委員には、国際競技団体の役員を兼ねる人物が多い。招致委はIOC委員に直接訴えるロビー活動に加え、リストを参考に、IOC委員に影響力のある国際競技団体の関係者にも接触し、東京招致を間接的に働きかける。招致委副理事長を兼ねる福田富昭JOC副会長は「国際競技団体の関係者が訪れるロンドン五輪を有効に活用し、東京招致をお願いしてほしい」と呼び掛けた。
その後に行われた第2 回評議会では、今後の招致スケジュールと国内招致活動の状況について話し合われた。