9・30後楽園で宇野薫が8年6カ月ぶりに修斗参戦
UFC、HERO’S、DREAMなどで活躍した元修斗ウェルター級王者の宇野薫が9月30日に開催される後楽園ホール大会で、8年6カ月ぶりに修斗に参戦することが16日発表された。この日の大会で宇野はリング上から「試合をしたい、まだ強くなりたいとわがままを言ったら、このリングに立たせてもらうことになりました。進化した自分を見せられるかもしれませんし、厳しい現実を見るのかもしれません。自分らしいMMA、修斗を見せられるように頑張ります」とあいさつ。このところ勝ち星に恵まれていない宇野だが、修斗のリングでかつての輝きを取り戻すのか、それとも厳しい現実を突きつけられるのか、対戦者は未定だが見逃せない試合となる。
またこの日は第2代世界フライ級王者の生駒純司の引退セレモニーが行われた。生駒は昨年4月に行われた王者決定戦で、猿丸ジュンジと対戦。大方の予想を覆し判定で勝利を収め、王者に就いた。しかし11月の初防衛戦で山上幹臣にKO負けを喫し王座陥落。今年4月に地元・大阪で行われたオニボウズとの試合で敗れ引退を表明した。ARBの『さらば相棒』の流れるなか、ゆかりの人々が次々にリングにあがり生駒をねぎらう。生駒は「修斗に出会って人生が変わった。いい人生を送らせてもらった」とあいさつ。そして最後は「修斗をよろしくお願いします」という言葉で締めくくった。
プロ戦績は34戦14勝(9S、1KO)14敗6分。