キーワードで読むニュース -TOKYO HEADLINE-

29日北京で4年ぶり日朝協議  政府は14日、北朝鮮との政府間協議を29日に中国・北京で開催することを発表した。先の大戦末期の混乱で朝鮮半島に残った日本人の遺骨返還や遺族らの墓参などを協議する。北朝鮮との政府間交渉は平成20年8月の実務者協議以来4年ぶりで、民主党政権になってから初。金正恩体制発足後でも初めて。

不信任案に賛成の7人を戒告  自民党は13日、中小野党が提出した内閣不信任決議案をめぐる9日の衆院本会議採決で、棄権するとの党方針に反して賛成票を投じた中川秀直元幹事長や小泉進次郎青年局長ら7人の戒告処分を決め、通告した。小泉氏は執行部に対して、早期解散に向けて攻勢を強めるよう求めたことを明らかにした。

大津市教育長が襲われけが  15日午前7時50分ごろ、大津市役所の教育長室で、市教育委員会の沢村憲次教育長(65)が、男にハンマーで頭部を殴られ、軽傷を負った。騒ぎを聞き付けた市教委の男性職員が男を取り押さえ、通報を受けた大津署員が殺人未遂の疑いで、自称さいたま市在住で、私立大1年の男子学生(19)を現行犯逮捕した。

韓国旅行用カード発行延期  クレジットカード大手の三井住友カードは15日、韓国カード大手と提携し、9月上旬に予定していた韓国への旅行者向けのプリペイドカードの発行を延期すると発表。同社は「発行のタイミングにふさわしくないと判断した」(広報担当)としている。李大統領の竹島上陸や対日批判がきっかけとみられる。

大飯4号機が営業運転移行  関西電力大飯原発4号機は16日、経済産業省原子力安全・保安院の最終検査を受け、調整運転から営業運転に移行した。ただ、今後の安全審査の手続きは、9月の原子力規制委員会発足を待つ形になり、大飯に続く再稼働は依然見通せない。大飯4号機は7月21日に再稼働し、25日にフル稼働に達した。