染五郎、意識ははっきり 父・幸四郎「ほっとした」
市川染五郎が8月27日、国立劇場で日本舞踊の公演中にセリから奈落へ3メートル転落し、都内の病院に入院。翌28日、「右側頭部と右半身の打撲」と診断された。所属事務所が明らかにした。
関係者によると、首は動かせないが、意識ははっきりしており、話はできる状態。こうした症状を踏まえ、父の松本幸四郎が文書で「皆様には大変ご心配をおかけ致しまして、誠に申し訳ございません。思ったほど怪我が重くなく、ほっとしております」と実感のこもった短いコメントを発表した。染五郎は9月1日から25日まで新橋演舞場で出演予定だった歌舞伎公演を休む。来年のNHK大河ドラマ『八重の桜』には、予定通り12月から撮影に入れる見通し。