東京展も大好評!2013年1月20日まで”黄金の秘宝”を鑑賞できる! ツタンカーメン展が会期延長!
現在、上野の森美術館にて開催中の展覧会『エジプト考古学博物館所蔵 ツタンカーメン展 〜黄金の秘宝と少年王の真実〜』が、再び"ツタンカーメンブーム"を巻き起こしている。先に開催された大阪展に続いて、8月にスタートした東京展は、夏休みに見逃せないお出かけスポットとして連日、大盛況。9月に入ってもにぎわいは収まらず、9月21日に大阪・東京のトータル動員数が130万人を突破した。今回、この大好評を受け会期を2013年1月20日まで延長されることが決定。こういった大規模な巡回展の会期延長は珍しく、東京展に予想を超える数の来場者が訪れていることが分かる。
ちなみに大阪展でも93万3130人という入場者数を記録。これは、関西で開催された美術展の中では1965年に開催された「ツタンカーメン展」に次ぐ来場者記録だという。その時は「黄金のマスク」が来日し、日本中にツタンカーメンブームを巻き起こした。今回の、47年前に劣らぬ人気の秘密は、どこにあるのか。実は本展では、47年前には明らかにされていなかった"新事実"が紹介されている。3000年前と変わらぬ輝きを放つ黄金の秘宝を目の前にしながら、多くの謎に満ちた少年王の真実に迫ることができるのだ。展示されるのは、歴史的価値はもちろん、美術的価値も非常に高いものばかり。中でも「ツタンカーメンの棺形カノポス容器」や「チュウヤの人型棺」(写真)など、黄金をふんだんに使用し、精巧な細工が施された秘宝の数々は圧倒されてしまうこと間違いなし。かつてツタンカーメン王の謎に魅了された世代も、エジプトの秘宝を目の当たりにしたことのない世代も、新たな感動と衝撃を感じることができるはず。
3000年の時を超えてエジプト文化の奥深さを、黄金の輝きとともに伝えてくれるツタンカーメン展。今後エジプト国外で鑑賞する機会はほとんどないとさえ言われているだけに、この機会を見逃すことはできない。