米ドラマ『クローザ―』のキーラが岡田と「ワオッ!」

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 米人気ドラマ『クローザー』の主演女優、キーラ・セジウィックが来日、2日、都内で記者会見を開いた。11月24日にスタートする同ドラマのファイナルシーズンのPRが目的。「楽しみにしていて」と笑顔を見せた。

 ロサンゼルス市警(LAPD)の重大犯罪課を舞台にしたクライム・サスペンス・ドラマ。さまざまな難事件を、キーラ演じる尋問のプロである女刑事・ブレンダが、容疑者の自白を引き出すことで解決に導いていく。スリリングな展開や、ブレンダのテクニックなど、見どころも多く、全米でも日本でも人気の高い作品だ。

 7年にわたる長い撮影を終えた今の気持ちを聞かれ、キーラは「長く眠れるようになったわ」とユーモアたっぷりに前置きをしたうえで、「ラストシーズンはいいシーズンに仕上がったし、すごく満足しています。一緒に仕事をした人たちと会えなくなるのは寂しいですが、今は充実しています」と、コメントした。

 ファイナルシーズンはシリーズをクローズする(締めくくる)だけに、今まで以上に充実した内容。キーラいわく、「ドラマティックで、感情的で、情熱にあふれたものになっています。彼女の前にさまざまな壁た立ちふさがり、ロス市警や彼女自身が訴訟を抱えたりして、思うように仕事ができなくなります。それ以外にも彼女の父親が病気になったり、部内で対立が起きたり......いろんなことが起きる」。さらにキーラは、「最後の最後では、どうしてこのドラマがここで終わりになるのか分かってもらえるんじゃないか」と、付け加えた。

 この日は、日本でナンバーワンのクローザ―(閉める人)として、お笑いコンビのますだおかだの岡田圭右も応援に駆けつけた。「ファーストタイム、ジャパン?ファーストタイム、ジャパン? オーケー! プレゼント・フォー・ユー!」と花束をプレゼント。その後のトークセッションでも、英検2級の英語力を生かし、「コーヒーと紅茶どっちが好き?」「チキンと魚は?」などとコミュニケーションを図りつづけ、キーラは苦笑いしつつも、「コーヒーも紅茶もどちらも好きよ」。渾身の「ワォ!」も披露したが、キーラからネイティブで"こぶしの入った"「ワォ!」を投げ返され、タジタジだった。

 ファイナルシーズンは11月24日に女性チャンネル♪LaLa TVで日本独占初放送。ワーナーTVでは、シーズン1~6を独占配信中。


★夫のケビン・ベーコンは隔週で撮影所に!

 キーラは、夫で俳優のケビン・ベーコンとの間に、一男一女をもうけている。普段はニューヨークで暮らしているが、このドラマに取り組んできた期間は、撮影が始まればロスに滞在。1年の半分をロスで過ごす生活は7年に及んだ。「確かに大変だったわ。ただ、撮影は1年のうちの6カ月だから、それ以外のときは家族と一緒に過ごすことができたので大丈夫だった。それに、撮影中は家族が隔週でロスに来てくれていたし......。(夫婦関係は)今のところは大丈夫よ」と話していた。