映画”男女逆転大奥”! 堺雅人は「菅野美穂に絡みつくツル植物」!?
映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉編]』の完成披露舞台が25日、都内にて行われ、俳優の堺雅人、菅野美穂、柄本佑、西田敏行、金子文紀監督が登壇。桜吹雪が舞い散る演出のなか、豪華な顔ぶれが揃い、映画をPRした。
本作は、よしながふみの漫画を原作に、男女が逆転した大奥の世界をドラマと映画で描く注目作。堺は一人二役でドラマと映画の主人公をそれぞれ演じている。映画では野心家の右衛門佐(えもんのすけ)を演じる堺だが、もし実際に大奥入りしたらという質問には「僕自身が大奥入りしたらあまり出世せず、ゴミ捨て係とか草履番で終わりそうな気がします」と出世欲の無い答えを返し、笑いを誘った。5代将軍・徳川綱吉に扮する菅野は「綱吉といえば犬将軍だから、犬を抱っこできればいいなという下心だったんですが、いざ台本を頂いたら何という大役だろうと震え上がりました」と明かした。そんな菅野に堺は「今回僕は、菅野さんという一本の木にまとわりつくツル植物というイメージで演じました。絡みがいのある、危険な甘い香りのする方です」と、ユニークな表現で菅野を賞賛。綱吉の父・桂昌院役の西田敏行は「日頃ストレスがたまっている方、この映画を観て溜飲を下げてください」とPRした。
映画『大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉編]』は12月22日より全国で公開。