東京駅のエキナカで岩手を応援!
岩手県の復興支援を目的とした『岩手復興応援感謝祭』が、東京駅地下1階びゅうスクエアにて11月10日まで開催中。
初日の8日には「ニッポンおいしいフェア×お祭りストリート『岩手復興応援感謝祭』オープニングセレモニー」が行われ、名物の盛岡さんさ踊りが披露されたほか、地元の生産者らが出席し、名産品の復興にかける思いを語った。
きのこのSATO販売株式会社の佐藤博文代表取締役は「海風のためか、陸前高田で作ると、なぜか肉厚でアミノ酸を含んだキクラゲが育つ。シイタケも調理すると香りと味が強くなるのでプロに喜ばれています」とPR。また今回、東京駅に出店している富士見堂と共同で、醤油せんべいを制作した醤油醸造メーカー・八木澤商店の河野通洋代表取締役社長は「津波で生産工場はすべて被害に遭い、消防団に所属していた社員も1名犠牲になった。その後、工場の再建もなかなか進まず大変だった」と振り返りながら「場所を変えて工場を立て直し12月から仕込みに入るため、準備をしています。復興はまだ何も始まっていません。再建する過程をぜひ見に来てほしい」と復興への思いを語った。
期間中は、地元特産品の販売や鬼剣舞などの実演が行われるほか、岩手県ゆかりのプレゼントが当たる抽選会などもある。
また、東京駅のレストランやショップが、ホタテやいわて牛、安比まいたけなど地元食材を使ったオリジナルメニューを展開する「ニッポンおいしいフェア~岩手復興応援編~VOL.3」も11月14日まで開催している。
東日本復興支援"お祭りストリート"第6弾『岩手復興応援感謝祭』
【日時】11月10日まで 10~20時(最終日は17時まで)