日本が2−1でオマーン下しW杯に王手
サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選B組の日本は14日、マスカットでオマーンと対戦。2−1で勝ち、勝ち点3を獲得、通算勝ち点を13に伸ばし、首位を守った。日本は来年3月26日のヨルダン戦に勝てば、5大会連続5度目のW杯出場が決まる。
前半はホームでの戦いに圧倒的な強さを誇るオマーンに決定的なシーンを許す場面も見られたが、20分、長友の左クロスから、清武が日本代表初ゴールを決め、1点を先制。
しかし暑さのせいかいつもより動きに精彩を欠く日本は、後半32分、微妙な判定ながら、ゴールに近い位置で許したフリーキックをマハイジリに決められる。会場のムードが一変したオマーンはその後も攻勢を続けるが、最後にドラマが待っていた。1−1のままロスタイム突入かと思われた後半44分、途中出場の酒井高がドリブルで仕掛け、鋭い左クロス。遠藤が近いサイドで触ったボールは逆サイドに流れ、駆け上がった岡崎が押し込んで決勝ゴールを奪った。