キーワードで読むニュース -TOKYO HEADLINE-

猪瀬氏が都知事選出馬を表明
 東京都副知事で作家の猪瀬直樹氏(66)が21日、都知事選に無所属で立候補することを正式に表明した。会見で「都民の安全と安心を守り、日本の国そのものを東京から支えていくために、重責を担っていく決心をした」と語り、老朽化した火力発電所の更新や東京メトロと都営地下鉄の統合などを訴えた。

米大統領がミャンマー初訪問
 オバマ米大統領は19日、現職大統領として初めてミャンマーを訪問し、テイン・セイン大統領と会談。2年間で1億7000万ドル(約138億円)規模の援助を行う方針を表明した。また、オバマ大統領は、ミャンマー最大野党・国民民主連盟(NLD)のアウン・サン・スー・チー氏とも同氏の自宅で会談した。

法と規範順守を中国に迫る
 東南アジア諸国連合(ASEAN)と、日米中など計18カ国の首脳による東アジアサミット(EAS)が20日、カンボジアの首都プノンペンで開かれ、南シナ海の領有権問題をはじめ海洋の安全保障を中心に協議した。中国に国際法の順守と「南シナ海行動規範」の策定に応じるよう求める見解が大勢を占めた。

石原代表が外交政策語る
 日本維新の会の石原慎太郎代表は20日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で講演し、外交政策について「軍事的な抑止力を強く持たない限り外交の発言力はない」と指摘した。その上で「核兵器に関するシミュレーションぐらいはやったらいい。防衛費は増やさないといけない」と述べた。

東証・大証統合を株主総会で承認
 東京証券取引所と大阪証券取引所は20日、それぞれ臨時株主総会を開き、来年1月に経営統合して持ち株会社「日本取引所グループ」を設立することを正式決定。市場の統合やシステムの集約を進め、投資家の利便性を高める狙いがある。先月末現在の上場企業の時価総額で、東証と大証の合計額は世界4位。