サッカー・クラブW杯でコリンチャンスが優勝
サッカー・トヨタ・クラブW杯は16日、横浜の日産スタジアムで決勝を行い、南米代表のコリンチャンス(ブラジル)が欧州代表のチェルシー(イングランド)を1−0で破り世界一に輝いた。2000年に当時の世界クラブ選手権を制して以来、2度目。
コリンチャンスは後半24分、ペナルティーエリア内でボールを持ったダニーロが内へ切り込みながらシュート。DFに当たって浮いたボールを、ゴール前に詰めてきたゲレロが頭で押し込み決勝点を挙げた。好セーブを連発してMVPにも選ばれたGKカッシオは「自分たちを信じていた。力を示すことができた」と胸を張った。
準決勝のアルアハリ戦に続く貴重なゴールにゲレロは「ハードな相手だとは分かっていたけど、優勝にふさわしい力を出せたと思う」と笑みを浮かべた。
なお同大会は13、14年はモロッコで開催される。開催国枠で出場してきた日本のクラブは来年以降はアジア王者にならなければ出場できないことになる。