ヘッドライン的 年末年始イチ押しイベント【カウントダウン】

話題の”東京右半分”でカウントダウン

　進まない震災からの復旧復興、混迷を極める政治、一向に改善を感じられない景気と、そのなかで絶えず押しよせてくる不安。とにかく下向きになりがちな時代だ。とはいえ、立ち止まったり、後ずさりするわけにはいかない。そのなかで経験した2012年の金環日食はみんなが自然と上を向くことができたいいチャンスだった。たくさんの人が一斉に空を仰ぎ見る姿には、希望を感じた。
　2013年を希望ある年にするためにも、カウントダウンの瞬間を大切にしたいもの。それならば下向きな視線をぐっと上に、天を仰ぎ見て過ごすことから始めてみるのも一つの選択。今回の年越しは「上を向いて」をキーワードに、自然と視線が上に向くスポットに出かけてみてはいかが？　　
　一番のオススメは、2012年に東京スカイツリーの開業で注目度がぐんとアップした”東京右半分”。世界で最も高い東京スカイツリーを見上げてみよう。年越しのライティングは、年越しの瞬間に、さわやかなブルーが映える「冬粋」が点灯。その後、0時5分ぐらいから2020年オリンピック・パラリンピック招致委員会と共同で、招致ロゴをモチーフとした特別ライティングを点灯。さらに0時15分から、紫色の「冬雅」、0時30分ぐらいに再び「冬粋」が点灯し、0時45分に消灯するというスケジュール。短い時間で、さまざまなライティングの東京スカイツリーを見ることができる。点灯時間は敷地内には入れないため、東京スカイツリーが見えるエリアで見上げるのがおすすめだ。
　そのなかでもさらにポジティブなパワーをもらえそうなのが、浅草エリア。人気初詣スポットのひとつ、浅草寺もあるので年越し前からたくさんの人も集まりそう。カウントダウンは隅田川沿いでスタンバイ、みんなで一緒に「上を向いて」新しい年を迎えて、そのまま浅草寺へ初詣に向かう。そんな計画を立てただけでも、気分は前向きで上向きに！　新しい年にも希望が感じられそうだ。
　浅草を筆頭に”東京右半分”は、東京スカイツリーの登場で活気づき、東京に暮らす人はもちろん、国内外からの観光客など、多くの人の関心を集め、今東京でもっともエネルギッシュなエリア。2013年もまた明るいニュースや話題を提供してくれること間違いなしの”東京右半分”を歩きながら、新しい年のいいスタートを切ろう！

新しい年は東京タワーを見上げて

　 東京タワーの年越しは恒例のイヤー表示。26日から大展望台の2面に点灯する「2012」が年越しを迎えるのと同時に「2013」にチェンジ。それとともに、新しい年の幕開けを祝い、希望と祝祭のメッセージを込めたライトアップ「リボンゴールドのダイヤモンドヴェール」が輝く。大晦日は、通常は22時までのライトアップが23時30分まで点灯し、一旦消灯。カウントダウンが迫る23時50分ごろからフラッシュライトが再び点く。0時以降は「リボンゴールドのダイヤモンドヴェール」は午前8時まで点灯する。西暦の表示は、お台場方面の電光表示は午前3時まで、六本木方面は午前8時まで。
「NHK紅白歌合戦」のパブリックビューイングイベント「NHK 紅白 WONDERLAND＠東京タワー」も開催。

音と花火が連動！　横浜で輝く新年を　

　横浜・みなとみらいエリアで新年を迎えるなら、よこはまコスモワールドがおすすめだ。このエリアを象徴するランドマーク、大観覧車「コスモクロック21」を見上げながら、迫力たっぷりにカウントダウンができる！　今年は「ファイヤー・カウントダウン2013」と題して、音と花火が連動したカウントダウン・ファイヤーショーが行われる。大観覧車の時計が午前0時を指した瞬間に、約1500発の花火がワイドに展開。他では見られない新しい花火演出によって闇に浮かび上がる大観覧車の姿は見ごたえありだ。
　大観覧車下のプロムナードで、大みそか23時30分から。この日は、午前11時から元旦午前3時まで営業。詳細は公式サイト（http://www.senyo.co.jp/cosmo/）で。