阿部寛が豪華女優陣に囲まれて「全員と絡みがあるように見えますが…」
映画『つやのよる ある愛に関わった、女たちの 物語』の完成会見が8日、都内にて行われ、主演の阿部寛、共演の小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、忽那汐里、原作者・井上荒野、行定勲監督が出席した。
つやという名の女性が死を迎えようとしているという知らせが、周囲の男女に波紋を広げていく恋愛群像劇。
豪華女優陣に囲まれた阿部は「このポスターを見ると、僕一人ですべての女優さんと絡んでいるような、ベッドシーンがあるかのように見えますけど、そうではないので(笑)」と会場の笑いを誘いながらも「日本映画にあまり無いような作品になっているので、ぜひ多くの方に見てほしいです」と出来栄えに自信を見せた。
愛をテーマとしていることにちなみ、それぞれの考える愛とは?という質問が出ると、小泉は「最近、老眼が悪化して、遠くの愛しか見えないので...」と茶目っ気たっぷりの回答。先月、妊娠を発表した野波は「6月に初めての赤ちゃんが生まれるので、人間としても女優としても新しいステージに立てるのではと期待しています」と答え、会場から祝福の拍手をもらっていた。
行定監督は「この映画を見て、それぞれ自分の前にある愛を立ち止まって考えてほしい。さまざまな愛の形があるということを、今は理解できなくてもいいから、若い人にも見てもらいたいですね」と語った。
映画は1月26日より全国公開。