東山、KAT-TUN田口を絶賛「頼もしい」
少年隊の東山紀之とKAT-TUNの田口淳之介がW主演する舞台『NO WORDS,NO TIME~空に落ちた涙~』が18日、東京グローブ座で初日を迎えた。上演前に会見した2人は「肉体は酷使するが、面白いものができた」(東山)、「見に来てくれた人みんなに感動を持ち帰ってもらえるような作品にしたい」(田口)と意気込みを語った。
音楽や効果音はあるものの、静けさのなかで展開する舞台。東山は、「水を打ったように静かなところで自分を表現できるのは心地がいい」と、新たな挑戦を楽しんでいる様子。また、「その分、楽屋では田口のギャグを聞いてリラックス」しているといい、この日は田口は新ギャグ「ピュー・ボーン」に大爆笑。このギャグは、同舞台を演出するG2が東山から頼まれて田口のためにわずか0.5秒で作ったものだそう。「2013年のイチオシ」と田口は短い会見中にも何度も使用してみせ、東山は「彼の勇気はすばらしい。こういう状況下でできるなんて頼もしい」と大絶賛だった。
息の合ったところを見せる先輩と後輩。「東山さんが僕に合わせてくれているのを感じます。リードしてもらってるのがすごくうれしいです」という田口に、東山は「(少年隊の)植草で慣れてるんでね」とユーモアたっぷりの答えで報道陣を笑わせた。
舞台は、セリフは一切なく、コンテンポラリーダンス、そして音楽と映像で表現する、アーティスティックな作品。朝起きて会社に行き、帰宅する、そんなありふれた男と、不思議な青年が出会い、現実なのかそうではないのか不思議なパラレルワールドに迷い込んでいく物語。
2月5日まで同所で。当日券も発売される。詳細は公式サイト(http://www.nowords-notime.jp/)で。