太田らが五輪招致イベント「日本の素晴らしさを伝えたい」
東京 2020 オリンピック・パラリンピック招致委員会は、開催都市決定まで200日となった19日、羽田空港の国際旅客ターミナルで、記念イベントを開催した。
イベントは、和の情緒あふれるラウンジにある江戸舞台で行われ、ロンドン五輪銀メダリストの太田雄貴(フェンシング)をはじめ、オリンピアンの中村真衣、パラリンピアンの河合純一(水泳)らが出席。また、五輪ファンだという歌舞伎俳優の市川海老蔵も応援に駆けつけた。
招致アンバサダーも務める太田は「海外に向けて発信をしている」としたうえで、「日本で開催するメリットをうまく打ち出していきたい。(海外に向けて)日本の素晴らしさを伝えるのが役目だと思っている」と力強いコメント。前回の招致運動にも参加した河合は、「お会いできる人たちに東京でオリンピック・パラリンピックを開催したいねと伝えてきたい」とやる気を見せた。
すでに現役を退いている中村も「日本でやるんだという気持ちで応援して!」と呼びかけた。
イベントには、近隣の小学校の児童約230名が手作りの招致ロゴつきフラッグ持参で参加。オリンピアンやパラリンピアンといったゲストが登場するたびに大きな歓声を挙げ、Q&Aセッションでは「つらいときはどうやって乗り越えたか」「どうしてオリンピックに出たいと思ったのですか」など、ストレートな質問をぶつけていた。
2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の開催都市が決定は今年9月7日。招致委員会は、海外に向けてのアピールはもちろん、さまざまな取組みを通じて、国内でもさらなる盛り上げを図っていく考え。