キーワードで読むニュース -TOKYO HEADLINE-

原電がウラン売却  日本原子力発電が原発の燃料であるウランの一部を売却していたことが20日、分かった。原発3基の再稼働は見通しが立たず、借金の返済資金を確保するため、ウランの一部を手放す方向となったとみられる。ウランを手放す場合は売り主に引き取ってもらう手段があり、この方法を取った可能性がある。
退任演説で経済政策を自賛  韓国の李明博大統領は19日、24日の退任に先立ち国民向けにテレビ演説し、「世界的経済危機を克服して国民所得は2万ドルを超えた」などと政権の成果を強調した。約25分間の演説の6割以上を経済関連に割き、韓国の発展に尽くした政権だったと総括した。演説では対日関係について言及しなかった。
中国軍がサイバー攻撃  米国のコンピューターセキュリティー企業「マンディアント」が、米国の企業や政府機関に対するハッカー攻撃に、中国の人民解放軍の部隊「61398」が関与している可能性が濃厚だとする報告書を20日までに発表。19日には米アップルの従業員のパソコンがサイバー攻撃を受けていたことも明らかになった。
「かんだやぶそば」半焼  19日午後7時20分ごろ、千代田区神田淡路町の老舗そば店「かんだやぶそば」から出火、木造2階建て店舗が半焼。当時営業中で、客約20人と店員15人ほどがいたが、避難してけがはなかった。同店は明治13年創業。店舗は大正12年に建てられた数寄屋造りで、東京都選定歴史的建造物にも指定されている。
海江田代表を損賠提訴  4000億円超の負債を抱えて破綻した畜産会社「安愚楽牧場」をめぐり、出資者30人が18日、経済評論家時代に出資を勧める記事を発表した海江田万里民主党代表を相手取り、計約6億1000万円の損害賠償を求める訴えを起こした。海江田氏は昭和62年〜平成4年ごろ、安愚楽牧場を雑誌や書籍で紹介していた。